リワーク・デイケアとは
当院では、気分障害(うつ病・双極性障害)や不安障害、適応障害で休職中もしくは離職中の方々が、復職・再就職をするための支援の場=リハビリテーションの場として【リワーク・デイケア】を2017年4月から開設いたしました。
【リワーク・デイケア】のプログラムでは、作業療法士・看護師・公認心理師・精神保健福祉士・管理栄養士・社会保険労務士の多職種で編成し、個人にあった復職・再就職をサポートします。
特徴
- 個人に合った復職・再就職に必要なスキルを学ぶことが出来る
個人の目標に沿って計画を立て、復職・再就職に必要なスキルを学ぶことが出来ます。また、業務に近い形で他のリワークメンバーとプログラムを実行していくことで、実生活に活かせる経験を積み重ねていくことが出来ます。 - 職場やかかりつけ医との連携が出来る(希望者)
本人の状態を分析し、医療的側面からリワークスタッフが関わることで、本人では気づけない特性、病状悪化の注意サインを見つけます。また、職場やかかりつけ医とリワークプログラムを行って得た本人の情報を共有することにより、包括的な支援を行うことが出来ます。 - 【リワーク・デイケア】卒業後(就労後)もフォローアップを個別・集団で実施(希望者)
リワーク・デイケアを卒業し、就労された方も1回/月フォローアップを行なっています。休職・離職中だけでなく、就労後の悩みなどにも対応しているので、安心です。
1週間のプログラム内容
リワーク開始からの流れ
ご利用案内
- 開所日:月~金曜日
- 開所時間:8:30~15:30
- 対象:気分障害(うつ病・双極性障害)で休職中または再就職を希望されている方
ご利用までの流れ
【リワーク・デイケア】卒業者の声
- 50代男性
素の自分でいられる。役割を置いて話ができる貴重な場となっています。 - 30代男性
リワークに通う前は社会に帰れないと思っていた。休職期間中に
行くことが大事だと今になって分かる。 - 40代男性
仕事や生活を安定して維持するために大切な場所になっています - 40代男性
就職が出来たのはリワークのおかげです。
【リワーク・デイケア】のよくある質問 Q&A
Q.対象はどのような方ですか?
A.原則、気分障害(うつ病・双極性障害)で休職中または離職中で復職・再就職を希望される方が対象です。
Q.昼食はありますか?
A.デイケアで提供しています。希望されない方は、申し出ていただければ持ち込みも可能です。
Qどれくらい期間が必要ですか?
A. 最短3カ月をお願いしています。個人の病状によってはそれよりも長くかかることもあります。最長で1年が期限となっております。
Q短い期間でリワークを利用したいです。1~2カ月での利用は出来ませんか?
A.短期間での利用はご遠慮頂いています。週5回となった場合に、業務に近い形でのプログラムが導入されますので、短期間だと正確な評価が出来ず、サポートの範囲が限られてしまいます。
Q参加者の状況を教えてください
A. 当院リワークは平均5~6名くらいの人数で、男女比は同じくらいの割合となっています。
※時期によっては変動があります。
Q他のクリニックに通院中でも利用できますか?
A. はい、できます。かかりつけ医にリワーク利用の許可を貰ってからのご利用となります。(詳細はオリエンテーションでお話し致します)
Q通所の方法に制限はありますか?
A.制限は特にありません。自家用車の利用も可能です。院内の駐車場をご利用いただけます。
Qプログラムにあるマイワーク(昼食後の自習時間)とは何ですか?
A. スタッフと相談の上、個人で目標を立てて取り組んでもらっています。
例)生活リズム整えたい…読書、資格を取りたい…資格の勉強など